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12月16日 紙の記念日

2020年12月16日 18時30分

 12月16日は「紙の記念日」です。明治8年、東京の抄紙会社の工場が営業運転を開始した日だそうです。

 10月の遠足で、6年生は朝倉美術古墳館を見学し、紙で制作された作品を鑑賞しました。清水校区在住の工芸作家渡邉篤子様が制作された、戦争や新型コロナウイルスで混迷する世界を表現した空間作品「ヒロシマ」です。

 

 金属のように見えますが、紙でできています。コロナ関連の記事が載ってい新聞紙を用いて、ハスの葉や鶴を折り、墨汁で染めています。この作品や作者の想いを聴いて、6年生は平和の大切さを感じ取り、コロナ禍の過ごし方、気持ちの持ち方など、様々な想いを抱いたと思います。

 先週6年生が書いた「今年の漢字」の中で、一番多かったのが「思」、二番目が「友」でした。


 

 

 

 

 

 コロナ禍で諦めていた運動会や修学旅行などができて、友達と一緒に頑張ったり楽しんだりした思い出ができてよかった、感謝したいという思いが、「思」「友」の漢字に込められているようです。

 「紙の記念日」に、半紙が貼られた紙に書かれた子どもたちの「今年の漢字」に込められた思いを読み、改めて感動するとともに、安心・安全で平和な日々が早く訪れることを願わずにはいられませんでした。