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校区探訪 ~檜垣括瓠氏の句碑~

2022年2月23日 13時00分

「燈籠の 笠掃く枝も 野分かな」括瓠

 この俳句は、清水小学校の校長室に飾られている桜の板に書かれた俳句です。作者である桧垣括瓠氏は、幼少の頃に清水小学校区(当時の清水村四村)に来られ、明治から昭和にかけて今治市の小学校の教員や神官をされていた方です。

 括瓠氏は、非常にお酒が好きな方で、括瓠という俳人としての名前も、ひょうたんにお酒を入れていたので「くくったひょうたん」という意味から名付けたそうです。釣り好きで、川や池の釣りに関する俳句も作られています。

 清水小学校区にある谷山川の土手に、俳句が刻まれた石碑が立っています。上部が破損していますが、括瓠氏の俳句を風景と共に味わうことができます。

「大瓢に 用のありける 花見かな」括瓠


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大きなひょうたんに大好きなお酒を入れて、桜の花を見上げたり、川をのぞき込んだりしながら散策を楽しむ姿が浮かんできます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今(2月下旬)は、梅の花や菜の花が見頃です。