7月25日 水の事故防止を
2020年7月25日 14時20分今回の学習指導要領「体育科」では、高学年に「安全確保につながる運動」が新設されました。「安全確保につながる運動」は、背浮きや浮き沈みをしながら,タイミングよく呼吸をしたり、手や足を動かしたりして、続けて長く浮くことができるようにすることをねらいとしています。
「泳げる」ことと同様に「浮いていること」も生命の安全確保には有効であること、泳力の有無にかかわらず水の特性を楽しむ機会を保証すること等を意図しています。また、昨今の国内外に絶えない水難事故の発生にも留意した内容とも捉えられます。
今年度は水泳の授業がないため、体育科や学級活動等の安全指導の中で「浮いて待つ」ことや水遊び・水泳の心得などを指導していますが、実技を伴った指導はできていません。
これから、海や川などでの遊泳の機会が増えるかと思います。ご家庭におかれましても、遊泳前に必ず心得を子どもたちに伝えていただければと思います。子どもたちの命を守るために、よろしくお願いいたします。